認知証にハリ治療
2010年06月11日 認知証にハリ治療
６月３日の読売新聞に掲載された記事をご紹介します。認知証・アルツハイマー病などの患者さんに対する鍼治療の効果を検証する試みが行われているそうです。認知証というと、「記憶の障害」に対する症状に注目が集まりがちですが、日常生活の中で、イライラして攻撃的になるなどの「感情的な障害」も周囲を悩ませる症状のひとつなのだそうです。
体と心をトータルに診たてる東洋医学〜鍼治療を続ける事によって、無口で不機嫌そうだった顔つきが、しだいに生き生きとした表情になったり、性格が穏やになったりする効果が現れるとのこと。また、身体的な痛みが緩和される事によって、日常の生活を快適に過ごせるようになる方も多いそうです。
認知症に対してどの程度の効果があるのかは、まだまだ未解明な部分も多い「東洋医学〜鍼治療」ですが、その未知なる可能性は、世界的にも大きな注目を集めています。今後の経過報告や効果の検証が楽しみですね。
鍼灸科をもっと詳しく知るためのＨＰへＧＯ！
n-56570738 at 14:40 | この記事のURL | |
