行ってきました!中国北京研修 その1
2010年10月05日 行ってきました!中国北京研修 その1
去る9月18日(土)〜24日(金)の7日間、北海道校6名を含む総勢24名で
北京中医薬大学の研修に行ってきました。
研修前から尖閣諸島問題で揺れにゆれていた日・中両国でもありましたが、無事に研修を終えて帰ってくる事ができました
病院での研修では各グループに分かれて、本場中国での臨床を見せていただきました。
中国では普通に病院の中に鍼灸科があり、外来で鍼灸治療を行っています。日本では残念ですが、混合医療の禁止により、東洋医学と西洋医学が同じ病院内で治療を受けれる体制にありません・・・
それはさておき、鍼灸を受けに来る患者さんに「顔面神経麻痺」が多い事に驚きました。さらに驚いたのは中国は、日本よりも当然のように?!鍼灸治療を受ける環境にあるので、鍼の治療効果も十分に患者さんは知っているのですが・・・
(末梢性の)顔面神経麻痺になり3日目という女性の患者さんが鍼灸外来にきました。
彼女は顔に鍼を打たれるのが怖いとのことで、薬でなんとか治療をしてほしいと先生に訴えていました。
このやり取りを通訳を通してきき、思ったのは「中国人でもやっぱり顔に鍼は打たれたくないんだ〜。なぜ鍼灸外来に来たのだろう」と一人考えふけっていました・・・・ (続)
* 顔面神経麻痺とは・・・単純性ヘルペスウイルスによって顔面神経が犯されて起こる病気。通常一側性のマヒをおこし、症状としては額のしわ寄せ、閉眼が困難となり、涙がこぼれる。(兎眼)。頬を膨らませる事ができなくなったり、鼻唇溝も浅くなる。また口笛がふけない、口角がさがり水が飲みにくく、漏れてしまうなどの症状がでる。
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